衆議院選挙の期日前投票が進む中、新潟県見附市の期日前投票所で、投票用紙の交付漏れがあったことがわかりました。
見附市によりますと、20日午前10時から11時の間に期日前投票所を訪れた有権者1人に対して、小選挙区の投票用紙を交付したものの、比例選挙区と最高裁判所裁判官の国民審査についての投票用紙を交付することができなかったということです。
投票所では1時間ごとに、交付した投票用紙と残りの投票用紙の枚数を確認し、交付漏れがわかったとしています。
この有権者は特定できていませんが、見附市によりますと、小選挙区の投票を済ませた後、比例選挙区と国民審査の投票について棄権する意思表示がないまま、投票所を退出したとみられています。投票所の担当者も退出したことには気づかなかったということです。
交付漏れが起きた時間帯は混みあっていたことから、見附市は交付漏れを防ぐために分かりやすい動線に変更したほか、今後、混雑時は入場を制限するなどの対策を取るとしています。
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