やり直し裁判で無罪となった袴田巖さんの生涯を描いたドキュメンタリー映画が公開され、10月20日、静岡市で監督が舞台挨拶をしました。
10月19日から全国で順次公開されているのが、死刑判決を受けながら、2024年9月、やり直し裁判で無罪が言い渡された袴田巖さんを主人公とするドキュメンタリー映画「拳と祈り―袴田巖の生涯―」です。
20日、静岡市清水区で笠井千晶監督が舞台挨拶をし、映画製作に込めた思いを話しました。
<笠井千晶監督>
「きょうだい枕を並べるだけの、ただそれだけのためだけにどんな長い年月が必要だったのか、それをどれだけ願っても今までどうしても実現しなかったということに色んな憤りですとか、悲しみとかいろんな思いが湧き上がってきまして」
「拳と祈り―袴田巖の生涯―」は、県内では5か所の映画館で上映される予定です。
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