冬の便りが届き、暖房器具を使い始める時期を迎え、青森県では「秋の火災予防運動」が21日から始まりました。
このうち青森市で行われた「防災パトロール出動式」には、青森市と東津軽郡の4町村を管轄する青森消防本部の職員と消防団の団員、合わせて34人が参加しました。
県内では、9月末時点ですでに2023年1年間を上回る472件の火災が起き、25人が死亡しています。
式では、西秀記市長が火災予防を担う責任の重さを訓示したあと、参加者たちがさっそく9台の消防車両に乗り込み、一斉にパトロールへと出動しました。
青森地域広域事務組合消防本部 予防課 久保田守昭課長
「ストーブの周りに物を置かないこと、ストーブの上に洗濯物を干さないこと、給油するときは必ず火を消してから行うことが重要」
秋の火災予防運動では、地震に伴う電気火災の対策や住宅用火災警報器の設置促進などを重点項目に掲げ、10月27日まで行われます。
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