北海道小樽市の住宅で、小学校低学年の女の子が母親から暴行を受けて死亡した事件で、逮捕された母親は、事件の半年ほど前から娘に関する悩みを近所の人に相談していたことが新たにわかりました。
小樽市に住む40代前半の母親は、17日から18日までの間に、自宅で小学校低学年の娘の腹などを殴ったり蹴ったりして死亡させた傷害致死の疑いで、20日、身柄を検察庁に送られました。
近所の人によりますと、娘は今年に入ってから学校を休みがちで、母親は半年ほど前から娘に関する悩みを周囲に打ち明けていたと言います。
近所の人
「困っていることは娘が学校へあまり行かないらしいから、1人だけね。すごい心配してましたよ」
また、別の近所の人によりますと、当日の朝「ごめんなさい」と繰り返し話す娘の声が自宅から聞こえていたということです。
娘の体には、腹部以外にも複数のあざが見つかっていて、警察は暴行の常習性についても捜査しています。
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