20日未明、札幌市西区で、24歳の男性に暴行を加えてけがをさせたとして、55歳の会社員の男が逮捕されました。24歳の男性は搬送先の病院で死亡が確認されました。

傷害の疑いで逮捕されたのは、札幌市西区八軒5条西4丁目の会社員、栁田哲也(やなぎだ・てつや)容疑者55歳です。

栁田容疑者は、20日午前0時半ごろ、札幌市西区の自宅で、札幌市中央区の会社員、鶴尾天地(つるお・てんち)さんに馬乗りになり、顔を平手打ちするなどの暴行を加え、けがをさせた疑いが持たれています。

警察によりますと、栁田容疑者は、自宅で、鶴尾さんを含め3人で酒を飲んでいたところ口論になり、押し倒して、顔を複数回平手打ちしたということです。

通報を受けて消防が到着した時には、鶴尾さんは意識も呼吸もなく、その後、搬送先の病院で死亡が確認されました。

死因は、腹部を強く打ったことによる出血性ショックとわかりました。

警察によりますと、栁田容疑者と鶴尾さんは、仕事上の付き合いがあったということです。

警察の調べに対し、栁田容疑者は「酒を飲んでいて口論になった」という趣旨の供述をしていて、「暴力を振るったことに間違いない」と容疑を認めているということです。

警察は、傷害致死の容疑も視野に、事件の経緯について、詳しく調べています。

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