秋の深まりとともに青森県の八甲田では、木々が鮮やかに色づいています。錦の絨毯が織りなす絶景―。紅葉はいまが盛りです。
八甲田山系の中腹にある「地獄沼」です。日一日と寒さが厳しくなるのにあわせて木々は赤や黄色に色づき、秋の絶景が広がっています。爽やかな秋晴れのもと、輝きを増す紅葉。17日は朝から多くの観光客で賑わい、中には、東京からバイクで訪れた人もいました。
東京から来た人は
「来る途中から上の方が結構すごい紅葉がきれいだったので、もしかしたらいい感じかなと思ったらもうドンピシャで。天気もよかったので最高の気分です」
名古屋から来た人は
「趣が全然違うので、さすが東北の青森だなという感じ」
地獄沼の近くには、秋の散策にぴったりの癒しの場所もあります。
中澤美寿妃 記者
「地獄沼少し下った所にある『まんじゅうふかし』です。こちらではベンチに座って紅葉を見ることができます。実際に座ってみますと、ベンチがじんわり温かいです」
『まんじゅうふかし』のベンチは、中にお湯が流れていて、座っていると身体はポカポカ。ついつい、長居したくなります。リフレッシュしたあとに訪れて欲しいのは、全長360m、谷底からの高さは122mにのぼる「城ヶ倉大橋」です。
橋の上から360度広がる壮大な景色が訪れた人たちを魅了しています。
熊本から来た人は
「すばらしいなと思います。すごい素敵でした」
広島から来た人は
「本当に見事な紅葉で素晴らしいです。東北まで思い切って来たかいがありました」
八甲田中腹の紅葉は今週いっぱいが見頃で、日一日と秋の色を深めながら山から里へと駆け下りていきます。
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