桜島できょう未明、爆発的噴火があり、噴煙が火口から4000メートルの高さまで上がりました。

気象庁によりますと、きょう18日午前1時21分、桜島の南岳山頂火口で爆発的噴火が発生し、噴煙が火口から4000mの高さに達しました。この爆発で、大きな噴石が火口から1000から1300mの5合目まで飛散し、火山灰が火口から北方向に流されました。

気象庁が午前1時51分に発表した降灰予報(詳細)では、桜島や鹿児島市北部、姶良市、霧島市などに降灰が予想されています。

気象庁資料より

桜島で爆発的噴火が発生したのは今年33回目です。噴火警戒レベルは3の入山規制が継続しています。

18日午前7時までに桜島ではやや多量の降灰 があり、降灰は出水市まで予想されます。

18日午前7時までに予想される降灰量  
▼やや多量 桜島  
▼少量   鹿屋市、垂水市、薩摩川内市、曽於市、霧島市、姶良市、さつま町、
      伊佐市、 湧水町、出水市  
      宮崎県:都城市、小林市、えびの市、高原町

桜島のきょう日中から午後9時までの降灰予報(定時)では、北西の鹿児島市北部や北の姶良市方向などに降灰が予想されています。定時の降灰予報は画像で掲載しています。

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