俳優、西田敏行さんの訃報で、富山からも別れを惜しむ声です。
女性
「亡くなられたんですよね。映画とかも見たし、えーって思ってびっくりしました」
男性
「釣りバカ日誌ずっと見てました。フィッシャリーナだっけ、あそこは行ったんだけど、ご冥福を祈るしかないです」
俳優の西田敏行さんは1947年生まれの76歳。代表作のひとつは映画「釣りバカ日誌」シリーズで2002年に富山県内でロケが行われた「釣りバカ日誌13」では撮影現場には大勢のギャラリーが詰めかけ大フィーバーとなりました。
メガホンを取った富山市出身の本木克英監督は西田さんとの思い出を振り返り、別れを惜しみました。
本木克英監督(電話)
「僕が釣りバカ日誌を始める時点で10作以上続いていた10年以上続いていた人気シリーズだったんですが、僕は本木で助監督時代はもっくんと呼ばれていましたので、もっくんらしくエネルギッシュに若々しくやりたいことをやればいいんだというようなことを言ってもらいました。釣りバカ日誌は毎回ワンシーンうたっておどるようなシーンがあったんですけど、そこは西田さんが独自に考えて作られるんですけど、富山辺の場合はホタルイカにちなんで、ほたるいかめんこっていうのを作詞作曲して楽しそうに演じてらっしゃった。ちょっとまだお亡くなりになったという実感がないのでなんとも言えないですけど、あれだけの天才俳優さんはそのあと続く方もいらっしゃらないのでこの後どんな俳優さんに自分の才能を託したかったのかっていうのを聞いてみたかった」
この作品のロケ地で西田さんも訪れた宇奈月温泉のホテル黒部で当時、若女将だった中島ルミ子さんは…。
ホテル黒部 中島ルミ子さん
「サインですね。こちら何枚か書いてくださっているんですけど、これが一番西田敏行さんのメッセージであのときにかけていただいた頑張ってねとか、ありがとねって、こんな私にまで優しくお声をかけてくださる人柄のほんとに暖かい人柄なんだなとちょっと今改めて思い出してしまいました。この釣りバカ日誌13という映画がずっと残りますから私たちもこれからも大事にしていきたいなと思っています。大切な宝物だと思ってます」
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