17日午前、山梨県富士河口湖町精進地区の登山道で体長1ｍ以上のクマが目撃され、町が注意を呼び掛けています。

町によりますと17日午前9時35分ごろ、富士河口湖町精進地区の登山道で近くの宿泊施設の女性従業員がクマを目撃しました。

クマは登山道を下っていて、登山道を登っていた女性とは約10mの距離で鉢合わせしたような状況だったということです。

クマは体長１ｍ以上で、女性はクマを見た直後に下山し、けがはありませんでした。

目撃現場は展望台がある精進峠に向かう登山道で、精進湖の湖畔沿いにある県営精進湖駐車場から約500mのところでした。

町によりますと精進地区は毎年、クマが目撃されていますが、町内では比較的少ない地域ということです。

町では防災無線で住民に注意を呼びかけると共に猟友会に見回りを依頼しました。

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