カメラのトラブルで中断している福島第一原発の燃料デブリ取り出し作業について、東京電力は、不具合のあったカメラの交換作業を17日朝から始めました。

福島第一原発2号機では、9月から溶け落ちた核燃料=燃料デブリの試験的な取り出し作業が、取り出し装置のカメラの不具合で中断しています。カメラは、格納容器内の非常に強い放射線の影響で映らなくなったとみられ、東京電力は17日朝から、取り出し装置の先端に取り付ける新しいカメラへの交換作業を始めました。

交換は手作業で行われ、東京電力は交換した後に映像を確認できるかどうか調べることにしています。

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