長崎市歯科医師会は、口にできるがんの早期発見、早期治療につなげよう市内の歯科医院で無料検診を実施しています。

全国で年間に8000人以上、長崎市でも30人ほどの死因となっている口腔がん。
高齢化に伴い死者数も増えるなか、長崎市の歯科医師会は、今月1日から長崎市民を対象に、市内131か所の歯科医院で口腔がんの無料検診を始めました。

2010年に行われた無料検診では、1200人ほどが受診し、5人に悪性腫瘍が見つかっています。

長崎市歯科医師会・貝通丸 剛会長
「検診者はお口の状況を直接見て触れることにより、粘膜の異常を見つけることができます。全身のがんの中では比較的早期発見につながりやすいがんであるといえます」

口腔がんの無料検診の所要時間はおよそ30分で、11月末まで受診できるということです。

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