16日、福岡県北九州市のスーパーでたばこを盗もうとしたとして無職の女(55)が逮捕されました。

店では10月に入り客の女がたばこを持ち逃げする被害が続いていて、店側が警戒していました。

窃盗未遂の疑いで逮捕されたのは住所不定・無職の大木優佳容疑者(55)です。

大木容疑者は16日午前11時ごろ北九州市門司区のスーパーでたばこを盗もうとした疑いがもたれています。

警察によりますと、この店では10月、客の女が、レジで店員にたばこの購入を申し出て複数のたばこを受け取ったあと、支払いをする前に「買い忘れたものがある」とその場を離れたばこを持ち逃げされる被害が複数回あったということです。

警戒していた店側が16日、女によく似た大木容疑者が入店したため、110番通報しました。

この日も大木容疑者はレジで「たばこください」と購入しようとしましたが、店員は「あとで渡しますね」と言って渡さず、大木容疑者はそのまま立ち去りました。

30分後、周辺を捜索していた警察官が門司区内で大木容疑者を発見。大木容疑者が犯行を認めたため、逮捕しました。

取り調べに対し大木容疑者は「たばこをくださいと言って盗もうとしたことはまちがいありません」と話しているということです。

警察は10月にこの店で複数回おきた窃盗被害についても大木容疑者の犯行とみて捜査しています。

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