8月に開かれたピアノの全国コンクールで大分市に住む小学3年生の男子児童が最高賞を受賞しました。夢に向かってピアノに没頭する姿を取材しました。
大分市長から15日表彰を受けたのは大分大学附属小学校3年のピアニスト、藤田唯仁くん(9)です。藤田くんは今年8月、世界でも最大規模のピアノコンクール、「ピティナ・ピアノコンペティション」B級の全国大会で金賞を受賞。およそ6600人の中から5人が選ばれる最高賞に輝きました。
(藤田唯仁くん)「ちゃんと人に届けられているかなとか、先生から言われたところができたなとか、そういうことを思いながら弾きました。金賞をとれてめっちゃうれしかったです」
藤田くんはこの日、12月に出演予定のコンサートに向けて別府市内のピアノ教室で指導を受けました。楽譜を読むことが大好きな藤田くん。1歳から音楽の楽しさに目覚め、4歳でピアノを始めました。レッスンがない日も宿題より先に毎日3時間近く自宅で練習します。
(愛野由美子ピアノ教室・愛野由美子先生)「彼の1番の強みは音楽性があること。ものすごく音楽を感じる力を持っていて、もっと自由に弾けるようになると思う」
(藤田唯仁くん)「世界で活躍できるようなピアニストを目指している。人を感動させる演奏を届けられる人になりたい」
夢の実現に向けて、藤田くんの挑戦が続きます。
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