注目の裁判が始まりました。
塩尻市の自宅で妻を殺害したとして起訴された元県議の丸山大輔被告の裁判員裁判の初公判が16日、長野地方裁判所で開かれ、被告は、「妻を殺害したのは私ではない」と否認しました。

丸山記者:
「午前9時前です。裁判所には多くの人が傍聴券を求めて並んでいます」

16日朝の長野地方裁判所。

注目の裁判員裁判とあって、41席の傍聴席に対し、およそ300人が傍聴券を求めて抽選に並びました。

橋詰記者:
「丸山被告が裁判所に入ります」

午前10時から始まった裁判員裁判。

丸山被告は、黒のスーツに青いネクタイ姿で法廷に立ちました。

起訴状によりますと、塩尻市の元県議会議員丸山大輔被告50歳は、3年前の2021年9月29日、自宅を兼ねた酒蔵の事務所で、妻の希美さん当時47歳の首を圧迫し窒息死させた殺人の罪に問われています。

この日の初公判で裁判長に起訴内容について問われた丸山被告は、表情を変えず、淡々とした口調で「妻を殺害したのは私ではありません」と述べ、起訴内容を否認しました。

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