来年春のセンバツにつながる秋の高校野球東北大会は16日、準々決勝で、東日本国際大昌平が強豪・青森山田と対戦しました。

いわき市のヨークいわきスタジアムで行われた準々決勝第1試合で、福島第2代表の昌平は、去年の優勝校・青森第1代表の青森山田と対戦しました。

昌平の先発は、サイドスローの長谷川。粘り強いピッチングで相手打線を抑えます。

両チーム得点が入らず、迎えた3回オモテ。青森山田は、ヒットとエラーなどでノーアウト3塁1塁のチャンスを迎えます。ここで昌平は、マウンドにサウスポーの宗田を送り出します。バッターボックスには、3番佐藤。センターへの犠牲フライで、青森山田が先制しました。青森山田はこのチャンスに打線がつながってタイムリーを重ね、3対0とリードします。

一方、昌平打線は、青森山田のピッチャー陣に抑えられ、なかなか得点を上げることができません。それでも、昌平は3回から登板したエースの伊奈が粘り強いピッチングを見せ、バックの守備も光ります。さらに、レフトの武山は全力プレーで9回のオモテにもナイスキャッチ。

しかし、試合は結局さらに1点を追加した青森山田が4対0で勝ち、昌平のベスト4進出はなりませんでした。

東日大昌平・武山幸平選手「こういう悔しい思いはもうしたくないので、この冬にきつい練習を乗り越えて、甲子園に行けるように頑張っていきたい」

秋の高校野球東北大会は、18日に準決勝が行われ、県勢で唯一勝ち進んでいる聖光学院は、山形中央と決勝進出をかけて戦います。

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