灯油や重油を混ぜたいわゆる「不正軽油」の流通を防ごうと、宮城県亘理町で、大型トラックなどを対象にした軽油の抜き取り調査が行われました。
軽油の抜き取り調査は、県などが春と秋の年2回行っています。16日は亘理町の国道6号線で大型トラックなどをとめて、燃料タンクに入っている軽油を採取しました。
トラックなどの燃料に使われる軽油には、軽油引取税という税金が課せられます。ところが、この税金がかからない灯油や重油を混ぜた不正な軽油を使う脱税行為が後を絶たないということです。
仙台南県税事務所 佐々木仁副参事兼総括次長:
「不正軽油は使ってはいけないなという認識を持っていただきたい」
16日は40台分の燃料を採取し今後、成分を分析します。17日は仙台市内3か所で抜き取り調査をする予定です。県税事務所では、今後も定期的に調査をし不正な軽油の流通を防ぎたいと話しています。
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