来月で運転開始から50年となる、関西電力の高浜原発1号機について、原子力規制委員会はきょう、50年を超えた運転を国内の原発で初めて認可しました。
原発の運転期間は、福島第一原発の事故後、原則40年に制限されていますが、安全対策や老朽化対策の審査などに合格すれば、特例として最長で20年間の延長が認められています。
福井県にある関西電力の高浜原発1号機は、国内で運転している原発で最も古く、来月で運転開始から50年を迎えますが、原子力規制委員会はきょう、50年を超えての運転を国内の原発で初めて認可しました。
ただ、来年6月には60年を超える運転を可能とする新制度が始まるため、高浜原発1号機は改めて新制度のもとで審査を受ける必要があります。
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