上田市のバス事業者が地元の園児を招き、バスに乗りながら桜を楽しむお花見を開きました。
「動いてる~」
上田バスが12日に開いたお花見には、神川(かんがわ)保育園の園児36人が招かれました。
園児はバスに乗って、会社の敷地にあるソメイヨシノの花を楽しみました。
「綺麗だよ~」
そして、最後に待っていたのは、バス専用の大型の洗車機です。
車内から洗車機を見るのは、ほとんどの子どもたちが初めてとあって、高速で回転する大きなブラシを見て大喜びです。
「きゃ~!」
地域との交流を目的に、今年で3回目となる会には、園児にドライバーへの憧れをもってもらいたいという願いも込められました。
園児は:
「楽しかった」
「私は洗車が面白かった」
ドライバーの長時間労働の規制が4月から始まったこともあって、上田バスでも運転手不足が深刻化していて、4月から市内を走る路線バスの土曜日の運行本数をおよそ4割減らしました。
上田バス 舟見(ふなみ)哲也専務:
「(ダイヤを)大きく変えるということは、市民生活にも直接いろんなデメリットが生じますので、なるべくそういうことのないようにギリギリの線で運行している状況です。家に帰ってバスに乗ったよと少しでもバスの仕事に興味をもってもらって、家庭でもそういう話につながるようになればと」
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