15日午前、北海道東部の羅臼町で土砂崩れが起き、付近の道道の一部が通行止めとなっています。けが人はいませんが、現場からのう回路がなく、付近の地区が孤立状態となっています。

 15日午前7時20分ごろ、羅臼町岬町モセカル地区で、土砂崩れが起きているのを付近の住民が見つけました。

 土砂などが流れ込んだ道道87号線は、午前8時半から現場付近のおよそ2.4キロの区間で通行止めとなり、復旧のめどはたっていません。

土砂の撤去作業は、この後も夜通し行われるということです。

 現場からのう回路がなく、モセカル地区から北側に住む104世帯・265人が孤立状態となっているほか、町が設置した避難所には、観光客3人と路線バスの運転手のあわせて4人が一時、避難しました。

 これまでにけが人や体調不良を訴える人はいませんが、町は孤立地区で急病人などが発生した場合は、船での移送も検討しているということです。

町によりますと、土砂崩れは配管から漏れ出した水が原因とみられるということです。

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