日に日に秋が深まるなか、霊峰・石鎚山では早くも紅葉が始まっています。
幻想的な雲海との競演をお楽しみください。
【詳しく見る】幻想的な雲海と紅葉の競演が秋の訪れを告げる
西日本最高峰標高1982メートルの石鎚山。
14日午前6時過ぎ、山頂付近の気温は8℃。
眼下に広がる雲海も朝日に染まります。
14日は連休最終日とあって多くの登山客が訪れ、神々しいご来光をカメラに収めたり、山肌が赤やオレンジに色づいた天狗岳の景色を楽しんだりしていました。
石鎚神社頂上山荘によりますと、頂上付近は例年より1週間ほど遅く、先週半ばに紅葉が始まり、まもなく見ごろを迎えます。
14日は、雲海が風に吹き上げられ、天狗岳が雲のヴェールで覆われる現象も見られました。
紅葉と雲海との競演は息をのむ美しさです。
登山客
「普通なら北風で北から吹き上げるんです。きょうは南風で南斜面を吹き上げてます面白い現象です」
「(初めてのご来光は?)もう感動です。頑張って上がってきて良かった」
また、登山道にはリンドウが紫色の可憐な花を咲かせ、登山客を出迎えます。
石鎚の頂から始まった四国の紅葉前線、現在、やや下の山腹が紅色に染まっています。
紅葉はこの後、ゆっくりと稜線を下り麓に秋を伝えていきます。
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