サッカースタジアムやオフィスビルなどを併設した複合施設「長崎スタジアムシティ」が14日、オープンしました。

「長崎スタジアムシティ」は、通信販売大手のジャパネットグループが約1千億円をかけて長崎市の幸町工場跡地に建設した複合施設です。

市民:「たくさん施設が入っているので楽しみもいっぱいあります」

市民:「すごいとしかいいようがない」

14日午前9時半から行われたグランドオープンセレモニーには、大石長崎県知事や鈴木長崎市長ら来賓の他、記念すべき開業の瞬間を見届けようと、長崎県の内外から多くの人たちが訪れました。

高田 旭人 社長:「大切なのはきのう(13日)の夜のような感動、非日常をもっともっと当たり前にしていくことだと思っています。長崎にもそういう場所をつくることが、長崎の皆さんの生きがいになり、元気になり、最終的にもたくさん子どもが増え、人口が増え、そういう街にしていきたいなと本気で思っています」

セレモニーでは「日本一長いテープカット」が行われました。

スタジアムシティ内にあるアリーナやホテルなど5つの施設を結んだテープの長さは5キロ。

1014人の参加者が次々とハサミを入れ、施設の完成を祝いました。

13日夜はスタジアムシティ開業のこけら落としイベントとして福山雅治さんのフリーライブが行われました。

福山雅治さん
「きょう、音楽的には、このスタジアム始まりのスタジアムということになります。スタジアムシティに関わってくる全ての方の人生が音楽でつながる。そんな時間が過ごせればと思っております」

53万人以上の応募の中から2万5千人が無料招待されたライブでは、長崎原爆をテーマにした「クスノキ」などを披露。福山さんは、日本被団協のノーベル平和賞決定を喜びました。

観客(長崎県民):「めっちゃ楽しかったです。初めて福山さんのライブ来たんですけど、長崎県民でよかったな」

観客(神戸から):「今回のライブは、他のライブに比べ物にならない良いライブでした。長崎の皆さんが集まってくれたので。一体感が本当に素晴らしかったです」

ライブ終了後には700発の花火が打ち上げられ、長崎スタジアムシティの開業を盛大に祝いました。

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