広島市は10年前の広島土砂災害の復興事業として整備を進めている道路の工事現場を公開しました。

公開されたのは広島市安佐南区の市道・川の内線の建設現場です。

全長400mの道路の高架部分にクレーンをつかって最後の橋桁がかけられ、1本の道路として繋がりました。

川の内線は市道・長束八木線と県道54号線を結ぶ道路です。10年前の広島土砂災害をきっかけに周辺の住民たちが山の斜面に沿ったタテではなく横に逃げるルートを確保するため、広域避難路として整備が進んでいます。

広島市安佐南区 兼藤靖次 復興公務担当課長
「広域避難路として住民に避難していただくことはもちろんだが、緊急車両も入りやすくなるので安心していける道路になると思う」

広島市道・川の内線は今年度末に完成する予定です。

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