広瀬川を魚たちが自由に移動できるようにしようという取り組みです。仙台市を流れる広瀬川の支流で14日、川の落差を解消するプロジェクトが行われました。

このプロジェクトは楽しみながら自然を学んでもらおうというものです。

仙台市の青葉山から広瀬川へと流れる支流の竜ノ口沢には、親子連れなどおよそ50人が集まりました。

宮城教育大学 棟方有宗教授:
「このあたりが大雨で掘れてしまっている。こちらも本来はもっと石が埋まっていた」

竜ノ口沢には、大雨などでできた小さな落差があり、魚などが川を移動するのを妨げていました。このため、参加した親子らは、川にある石を重ね、隙間を埋めていきました。

参加者:
「すごく生きものがたくさんいる川なんだと思った。自分が世界の役に立つと嬉しく達成感がある」
「よく見る広瀬川だが、こんな場所があるのははじめて知ったので、非常に楽しく過ごした」

今回のプロジェクトは、トヨタ自動車が全国で展開している環境活動の一環です。来年以降も、さまざまな活動に取り組むということです。

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