岸田総理の解散戦略にも影響を与える可能性のある衆議院の3つの補欠選挙は、28日に投開票が行われます。

東京15区は、公職選挙法違反事件で自民党を離党した柿沢未途前法務副大臣の辞職に伴うもので、届け出順に▼諸派の福永活也氏、▼無所属の乙武洋匡氏、▼参政党から吉川里奈氏、▼無所属の秋元司氏、▼日本維新の会から金澤結衣氏、▼諸派の根本良輔氏、▼立憲民主党から酒井菜摘氏、▼諸派の飯山陽氏、▼無所属の須藤元気氏の9人が議席を争っています。

島根1区は、細田前衆院議長の死去に伴うもので、自民党新人の錦織功政氏、立憲民主党の元衆院議員・亀井亜紀子氏が立候補し、与野党が対決する唯一の選挙区です。

長崎3区は、派閥の裏金事件で自民党を離党した谷川弥一前衆院議員の辞職に伴うもので、立憲民主党の前職の山田勝彦氏と、日本維新の会の新人・井上翔一朗氏の野党一騎打ちの構図です。

東京15区の期日前投票では、26日までに有権者のおよそ9.4パーセントにあたる4万707人が投票しています。

この補欠選挙は“総選挙の前哨戦”と位置づけられ、結果は岸田総理の解散戦略に影響を与える可能性があります。

投票は28日に行われ、即日開票されます。

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