15日公示の衆院選長野4区への立候補を巡り13日、立憲民主党の党籍を持つ新人と県連の幹部が対応を協議しました。

長野4区への立候補を10月3日に表明した新人の武居博明(たけい・ひろあき)さんは、立憲民主党の党籍を持っているものの、県連は公認について保留してきました。

13日午後、県連の杉尾秀哉代表と羽田次郎幹事長が長野県岡谷市内の事務所を訪れ、武居さんによりますと小選挙区での公認はできないとする一方で、比例単独での立候補を提案されたということです。

武居さんはこれまで、小選挙区での公認が得られない場合は無所属で戦う意向を示していましたが、およそ2時間半の話し合いの後、取材に対し「選択肢が広がった」と述べました。

野党間の共闘に向けた県連の調整に応じて小選挙区への立候補を断念する可能性もあり、14日の会見で態度を明らかにするとしています。

長野4区には自民党前職の後藤茂之(ごとう・しげゆき)さんと共産党の元参議院議員で新人の武田良介(たけだ・りょうすけ)さんが立候補を予定しています。

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