高知県内の伝統芸能を大勢の人に知ってもらおうというイベントが高知市で開かれました。

「土佐の伝統芸能まつり」と銘打ったこのイベントは、高知県内の伝統芸能の魅力を発信しようと、高知県文化遺産総合活用推進委員会が開きました。

2回目の今回は、高知県内10の市と町から14団体が参加し、演舞や演奏を披露しました。

▼高知市からの来場者
「いろんな太鼓があってびっくりしました。1回やってみたいとちょっと思った」「いろんな地域から集まった伝統芸能を見られて、本当にためになるし、勉強にもなるし、さらに興味がわいてきました」

高知県の調査によりますと、高知県内にはかつて900あまりの伝統芸能が存在していたとされますが、現在は500あまりまで減少。

過疎化や少子化だけでなく、コロナ禍での祭りを中断した影響が今も続いているということです。

委員会は、地域に伝わる伝統芸能を次世代につなげるため、後継者探しなどさまざまな取り組みを行っていきたいとしています。

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