5年前の台風19号災害で被災した地域の復興を紹介し、災害に備えるためのシンポジウムが長野県長野市で開かれました。

シンポジウムには、台風19号災害で被災した地域の代表者などが登壇し、これまでの復興を振り返るとともに、防災への取り組みを報告しました。

このうち長野市松代地区では、被災後、住民自らが防災に関わることが災害時の逃げ遅れをなくすことにつながるとして、信州大学などの協力を得て、避難所を開設する訓練をおこなってきました。

松代復興応援実行委員会西沢淑恵(にしざわ・よしえ)さん

「避難所の経験をしたことが無ければ防災にさほど関心がなかった皆さんが、自ら考えて行動する皆さんに変化をしていると感じています」

出席した阿部知事は、「災害の教訓を後世に引き継いでいきたい」と述べました。

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