ことしのノーベル平和賞に日本被団協が選ばれたことを受けて長崎の被爆者からも喜びの声が上がっています。
ノーベル賞委員会は日本被団協について「核兵器のない世界を実現するための努力と核兵器が二度と使用されてはならないことを目撃証言を通じて示した」と評価しました。発表を受けて長崎の被爆者団体は11日夜、会見を開きました。
(日本被団協代表委員 田中重光さん)
「きょうは本当に最高の日ですね、本当に良かったと思います。このことはやっぱり、鬼籍に入っているいろんな先輩たちの努力、それを若い被爆者たちが引き継いでがんばってきたこの日本被団協がもらったわけですけどもこのノーベル平和賞というのは核兵器ができてからですね、核兵器をなくせという運動に参加した世界のみなさんもね、もらったし、大きな力になってるんじゃないかと思います。」
(日本被団協代表理事 横山照子さん)
「ことしは本当に大きな来年は80年ということとと、それから戦争がね、2つもあってるあるいは内戦があってるそういうところでね、やはり核が使えるかもしれないという脅しもあってるし、だからどうしてもそれを止めさせるためにはノーベル賞がほしいと私は思ってました。それが本当にことしはとれて、いただけて本当に嬉しいと思います。」
一方、日本被団協はノーベル平和賞に選ばれたことを受けて12日夕方、東京で記者会見を開く予定です。
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