ことしのノーベル平和賞に日本被団協が選ばれ、東海地方の市民や被爆者が喜びを語りました。

ノーベル平和賞に選ばれたのは、日本被団協=原水爆被害者団体協議会です。
受賞を知らせる新聞の号外が、11日午後7時過ぎから、名古屋駅前で配られました。「被団協にノーベル賞」と大きな見出しがつけられた号外を多くの人が手にしていました。

(号外を受け取った女性)
「核なき世界を作っていこうということが日本人として評価されてとてもうれしく思っています」

(号外を受け取った女性)
「核が絶対だめなものなんだということが世界的に周知されるといいです」

また、4歳のときに広島で被爆し、愛知県の被爆者団体「愛友会」に所属する水野秋恵(みずの・ときえ)さんが喜びを語りました。

(水野秋恵さん)
「テレビで(受賞のニュースを)見てびっくりしました。全国で生き残っている被爆者全員が感動していると思います」

ノーベル平和賞に日本の個人や団体が選ばれるのは、1974年の佐藤栄作元総理以来、50年ぶりです。

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