ご当地ラーメンの頂点を決める総選挙で、去年全国で3位となった山梨のラーメンが、今年も東京で行われた本選に出場しました。
日本一を目指して戦ったラーメン店の店主たちの挑戦を追いました。
鶏のうまみが後を引く黄金色のスープに、のど越しの良いなめらかな麺。
甲州地どりラーメンです。
県内3つの人気ラーメン店と、甲州地どり生産組合がチームを組み生み出した、この究極の一杯は去年…。
勝俣州和さん:
「第3位!甲州地どりラーメン」
日本ご当地ラーメン総選挙で全国3位に輝きました。
鶏そばAkari 古屋明人さん:
「全国に知れ渡ったかなと思う。もっと大きなものにできれば」
チームは今年も総選挙にエントリー。
WEB投票による予選には全国21のラーメンが出場し、結果は9位から順番に発表されます。
しかし通過を知らせる電話はいっこうに鳴らず、残すは1位だけ…。
不安がよぎったその時。
店内に電話の音が鳴ります。
鶏そばAkari 古屋明人さん:
「今年リベンジするためにエントリーしたので必ず日本一になります」
日本一を勝ち取るため、そして、去年よりおいしいと言ってもらえる一杯を目指して、試行錯誤を重ねます。
そして、迎えた本戦の日。
本戦は、去年優勝した山形の酒田ラーメンなど10のラーメンがしのぎを削ります。
期間は1週間で客が投票するコインの数によって1位から3位が発表されます。
チームは今年予選1位という結果を引っ提げての出場。
順調かと思われましたが…
湖麺屋ReelCafe 高村博光さん:
「去年は平日も客が来ていた。それが全然ない」
天候に恵まれず、客足はまばら…。
それでも大会4日目、週末となり期待がふくらみます。
麺屋しん道 安藤信道さん:
「きっと忙しくなると思う。来てくれるお客さんには必ず満足してもらえるようにみんなで頑張りましょう」
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