エスコンフィールドで初めて開催されるクライマックスシリーズ。決戦を前に、戦いの舞台「北広島」を取材しました。

堀内大輝アナウンサー
「ＪＲ北広島駅前です。駅前周辺、そして商業施設の工事も進んでいて、街の様子が大きく変わり始めています」

ボールパークの開業を機に、再開発が進む北海道北広島市。短期決戦を前に、市民は…。

北広島市民（20代）
「頑張ってほしいなって思いますね。（ファイターズのCS進出は）すごく盛り上がるので、いいと思いますね」

　北広島市民（50代）
「せっかく（エスコンFが）あるので、盛り上がるに越したことはないかな。（CSも）勝ってくれれば、うれしいですね！」
北広島市民（70代）「期待しています！」

本拠地エスコンフィールドでは、初となるクライマックスシリーズ。決戦の地「北広島」をもうひとホリします。

12日から始まるクライマックスシリーズ。さらに”その先”への期待が膨らむ中、地元の老舗菓子店も、盛り上がりに一役買ってでました。

お菓子の安寿真 東隆史代表
「（これがその特別な詰め合わせ？）そうです。」
「（その名も？）ファイターズ応援ボックスって言います」

　「ファイターズ応援ボックス」は、お店で提供している商品３つをまとめたスペシャルボックスで、クライマックスシリーズが開幕する12日から販売されます。

もちろん、ただのお菓子の詰め合わせではありません！

　お菓子の安寿真 東隆史代表
「こちらから、パイターズという商品。パイ生地にクリームチーズとロースハムを入れて、このように焼き上げた商品になります」

堀内大輝アナウンサー
「クリームチーズの酸味がとってもさわやかです。ハムの塩味が効いているので、おつまみ系のパイとでもいいましょうか。おいしい！」

さらに球場をイメージしたミルフィーユ、「エスコンフィーユ」と新庄監督のＢＩＧＢＯＳＳにかけたエクレア「ビック棒シュー」と、豪華３点セット！商品名はすべてダジャレです。

お菓子の安寿真 東隆史代表
「（Q.日本一になったら、どうする）これ以上ですか！？そうですね…店の２階の屋根から紙吹雪をまければいいかな」

さらに「ボールパーク構想」が打ち出された頃からファイターズを「声」で応援してきたのが…

　きたひろボールパークラジオ 黒田伸代表
「きたひろボールパークラジオ開幕です！」

北広島市を中心に放送するラジオ局＝『ＦＭメイプル』です。毎週金曜日、ファイターズ応援番組を放送しています。市民参加型の番組ということで、私も飛び入りで生出演させていただきました。

きたひろボールパークラジオ 黒田伸代表
「（Q.北広島の街のなかの盛り上がりは）ソフトバンクホークスを打ち負かすと（気持ちが）そこにいっているような気がする。そして、ここで日本シリーズをやると、そういう願望・夢が渦巻いていると思う」

11日はファイターズのキャンプ地沖縄県名護市のラジオ局とも電話をつないでいるということで、名護の盛り上がりについても聞いてみました。

　ＦＭやんばる ＤＪかっちゃん
「（Q.名護で熱気や盛り上がりは感じる）一応、名護でもパブリックビューイングでクライマックスシリーズはみんな見ると、場所自体は、どこだろうかな…。いまは…まだ決まっていないのかな、あすからなんですけど」

エスコンフィールドで開催されるクライマックスシリーズの観戦チケットはすでに完売。開業当初から駐車場不足による迷惑駐車が課題となっていましたが、現在は民間の駐車場が増え、解消しつつあるようです。

　アキッパで駐車場を貸し出す 谷大地さん
「ふだんは自分の駐車スペースとして。仕事の間は、とめていいよって感じ」

　球場周辺では、去年２月から個人宅や月極め駐車場の空きスペースなどを貸し出す、駐車場のシェアリングサービスが始まっています。事前予約のため利用者は確実に駐車することができ、貸し出す側も初期費用がかからず収益を得ることができます。

この夏から、駐車スペースを貸し出している谷（たに）さんも、予想以上の稼働率に驚いています。

アキッパで駐車場を貸し出す 谷大地さん
「試合日は、もう基本的に（予約が）入っている感じなので、ちょっとびっくりしていますね」

チームの成績と比例するように、観客数と駐車場のニーズは増え、球場周辺で貸し出している民家の駐車場は、この１年半で３倍以上に増えました。

　アキッパ 広報 石川絢子 グループマネージャー
「昨年の６月くらいでは300台程度だった…現時点では1000台分以上、確保しております。チームが勝つとスタジアムで観戦する人も増えてきまして、やはり駐車場の需要というのは、増えてくると考えている」

ボールパークの開業で、一躍全国区となった北広島市。新庄ファイターズと同様に、魅力的なマチへと成長を続けています。

鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。