ノーベル平和賞を受賞した日本被団協の代表委員で、長崎原爆被災者協議会の田中重光会長が、11日の午後8時すぎから長崎市で会見を開き喜びを語りました。

(田中会長)
「今日は本当に最高の日ですね。本当に良かったと思います。このことはやっぱりもう鬼籍に入っておられるいろんな先輩たちの努力、それを若い被爆者たちが引き継いで頑張ってきた。このノーベル平和賞っていうのは核兵器ができてから核兵器をなくそうという運動に参加した世界の皆さんの大きな力になっていくんじゃないかと思います」

「本当に私たち被爆者は、先輩たちは、偏見や差別などいろいろな苦労をされる中運動を続けられてきたと思います。途中で残念ながら鬼籍に入られた人たちにも、本当に感謝をしていきたいし、長崎の先輩のところには、例えば谷口稜曄さんとかのところにはお墓に行ってやっぱり報告しなければならないと思っております」

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