奄美大島の南、瀬戸内町・加計呂麻島で800年以上前から伝わるとされる伝統の「諸鈍シバヤ」が奉納されました。

瀬戸内町・加計呂麻島の諸鈍集落に伝わる諸鈍シバヤは、源平の戦いに敗れた平資盛の一族が、地元の住民に教えたものが起源とされています。「カビディラ」という紙での面をつけた地元の男性たちが、優雅な手踊りや、躍動感あふれる棒踊りなど11の演目を披露しました。

諸鈍シバヤは800年以上前から地元に伝わっているとされ、会場となった大屯神社には島内外から多くの観客が訪れていました。

(龍郷町)「動きがコミカルというかかわいらしい。ほかのお祭りでは見かけない」

(千葉県)「自分たちが知らない世界を見られたので、すごく楽しい」

(諸鈍シバヤ保存会 吉川久也会長)「諸鈍の宝であり瀬戸内町の宝。これからもできるだけ継承していくように、来年も再来年の開催できるように頑張っていきたい」

諸鈍シバヤは、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

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