発熱や長期間に渡り咳の症状が続く「マイコプラズマ肺炎」に先週、宮城県内で感染した人は、143人となり県が把握する2006年以降で最も多くなりました。
今月6日までの1週間に県内55か所の小児科の定点医療機関で「マイコプラズマ肺炎」と診断された人は、前の週に比べ61人増え143人となりました。県が把握する2006年以降最も多くなっています。
「マイコプラズマ肺炎」は、発熱や長期間に渡る咳などの症状が特徴です。感染者の多くが子どもや若年層で肺炎となったり重症化したりするケースもあります。
県は飛沫や接触による感染を防ぐため、手洗いや咳エチケットなど基本的な対策の徹底を呼びかけています。
一方、先週手や足に発疹ができる「手足口病」に感染した人は1医療機関あたり22人と前の週に比べ2.71人増えました。保健所別では、仙台が24.63人、仙南が29.5人などすべての管内で先週より増加しています。
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