四半世紀にわたってアニメ「ドラえもん」の声を務めた声優で俳優の大山のぶ代さんが、亡くなっていたことが分かりました。90歳でした。
大山のぶ代さん
「こんにちは、ぼく、ドラえもんです」
アニメ「ドラえもん」のこの名ぜりふで親しまれた大山のぶ代さん。
所属事務所によりますと、先月29日、東京都内の病院で老衰のため亡くなったということです。90歳でした。
大山さんは1933年に東京都で生まれ、1979年からアニメ「ドラえもん」の声を26年間務めていました。その後、2008年に脳梗塞を患い、2015年に認知症を公表していました
およそ35年間、大山さんのマネージャーを務めた女性によりますと、今年に入ってから病院の入退院を繰り返していたということです。マネージャーの女性は「大山さんは最後まで笑顔を絶やさなかった」などと話していました。
街の人
「ドラえもんの声と言えばあの方だから、ちょっと残念というか、あの声を聞けば、『あ、ドラえもんの声だ』って」
「子どもの時はずっと大山さんの声でみてたので、私の中ではドラえもんというと大山さんの声」
葬儀はすでに親族のみでとりおこなわれたということです。
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