愛媛県四国中央市内の小学校で11日、不審者侵入を想定した訓練が実施され、警察と小学校が対応方法などを確認しました。

四国中央市立三島小学校で行われた11日の訓練には、児童と教職員、それに警察官らおよそ300人が参加し、不審者が校舎に侵入したという想定で行われました。

不審者の声
「誰かおらんのか。誰かおらんのか。ちょっと話があるんやけどな」

大きな声を出しうろついていた不審者が刃物を振り回し暴れ出すと複数の教諭がモップやさすまたを使って不審者を抑え込みます。
そして、通報で駆けつけた警察官が不審者を取り押さえました。

つづいて体育館で警察官から不審者と遭遇した場合の対応方法として防犯ブザーを鳴らすことなどが紹介され、児童たちは真剣な面持ちで身を守る方法を学んでいました。

四国中央署 生活安全課 城戸晋生安課長
「車乗り物で声掛けされた際には進行方向と反対方向に逃げるように心がけて頂きたいと思います」

警察によりますと県内では、今年に入って9月末までに373件の不審者情報が寄せられているということです。

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