金融機関に預けられたまま10年以上“休眠”している預金「休眠預金」。これを公益的な活動に活用する国の事業から助成を受け、DV被害や経済的な理由で住む場所のない母子などの自立を支援する宿泊施設が、那覇市に開設されます。

那覇市で今月15日に開設する女性のための支援施設「ソラーナ」は、DV被害や経済的な理由で住む場所のない母子などが無料で入所できる宿泊施設です。

1世帯が利用できる期間は最大6か月で5世帯まで入所できるほか、各部屋に冷蔵庫や洗濯機などの家電が備えられていて食材も無料で提供されるということです。


▽「ソラーナ」を運営する団体の代表 ゴージャス理枝さん
「今までなかなか一歩踏み出せなかった、前に進めなかった、毎日同じような生活をしていてどうすることもできなかった子たちが、“あそこに入った2か月間が人生変わるひとつのきっかけになった” という施設になれば」

施設は支援者からの寄付で建設され、運営費には「休眠預金」を原資とした国の助成事業から、950万円が助成されています。

入所などに関する相談は「女性を元気にする会」のホームページやSNSから問い合わせることができます。

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