10日午後、長崎県南島原市の国道で自転車に乗っていた外国人男性が転倒し、意識不明の重体で搬送されましたがその後意識が回復しました。男性は折りたたみの自転車を持って各地を回っていた旅行客とみられるということです。

10日午後0時20分頃、長崎県南島原市深江町戊の国道57号で、「自転車に乗っていた男性が転倒した」と後ろを走っていた車に乗っていた人から通報がありました。

男性は頭部を打ち耳から出血しており、消防の到着時には英語で受けこたえしていましたが次第に意識がなくなり、ドクターヘリで大村市の病院に搬送されました。警察によりますと、その後の治療で意識が回復したということです。

男性はカナダ国籍の30歳前後で雲仙を1人で訪れており、折りたたみ式の自転車を持って各地を回っていた旅行客とみられるということです。

現場は片側1車線の下り坂で、警察によりますと勾配がきつく、後続車に乗っていた人の話などからバランスを崩して転んだとみられるということです。

男性はヘルメットをかぶっておらず直に頭を打っており、警察では命を守るために、自転車に乗る際はヘルメットをかぶるよう呼びかけています。

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