冬にかけて流行期を迎える”インフルエンザ”。実は今シーズンから注射ではなく鼻に噴霧するタイプの新たな子ども用ワクチンが実用化されています。その名も「フルミスト」。一体、どんなワクチンなのでしょうか?また医師らが新たに警戒するのが「新型インフルエンザ」の存在です。私たちは何に気を付ければいいのでしょうか?
(50代)「(Qインフルエンザ対策してますか?)手洗い、うがい。電車に乗ることが多いのでマスクは必ずしています。予防接種を予約しました」
(30代)学校でもインフルエンザ流行っているみたいでマスクはするようにしています。(予防接種)まだ打ってないんですよ」
冬にかけて流行の恐れがあるインフルエンザ。専門家は命を落とす危険性もあると警鐘を鳴らします。
(関西福祉大学・勝田吉彰教授)「インフルエンザのウイルスそのものによって肺炎になる。そこへ別の細菌、具体的に言えば、肺炎球菌という細菌に感染することによってまた肺炎になる。命を落としてしまったり、これがインフルエンザ独自の怖さですね」
重症化を防ぐためにも免疫の少ない高齢者や子どもは予防接種を受けた方が望ましいと話します。
そんな中、今年から接種が始まった新たなインフルエンザワクチンがあります。
東京都内の小児科クリニックでは待合室に多くの人の姿が。その目的はー。
(医師)「鼻水出てないね?」
(患者)「大丈夫です
(医師)「はい、いいですよ」
今シーズンから接種可能となった鼻の中に噴霧するインフルエンザワクチン「フルミスト」。両方の鼻の中に噴霧して接種するワクチンです。国内での接種対象者は2歳から18歳で、一番のメリットというのが「注射の痛みがない」こと。
(50代)「注射って怖いイメージが子どもにはあると思うから手軽に鼻でシュッとやって一瞬で終わるんだったらいいかなと思う」
(7歳)「(Q注射って怖い?)怖い。中に入っているスプレーをシュってやるだけ?じゃあそれのほうがいい」
本格的にシーズンを迎えるインフルエンザ。十分な備えが必要です。
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