宮崎県小林市で、林業の作業中にけが人が出たことを想定したレスキュー訓練が行われ、労災事故が発生した際の対応を確認しました。

この訓練は県などが開いたもので、小林市や高原町の林業関係者などおよそ150人が参加しました。

訓練は、チェーンソーで作業員が太ももにけがをしたという想定で実施。参加者は、スマートフォンのGPS機能を使って、現場の位置を示す座標やけが人の状態など消防に通報する時の対応などを確認しました。

(参加者)
「現場で事故が起きないのはいいことだが、事故が起きたときに少しは対応できるようになったと思う。緊急の際は出来るだけ早く行動できるようにしたい」

県内では、去年、林業の労災事故が67件発生し、木材を運搬する機械の操作中に転落するなどして3人が死亡しています。

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