熊本市電の相次ぐ運行トラブルを受け、熊本市交通局は新たな再発防止策の案を公表しました。
市電では今年(2024年)、重大事故につながりかねない「インシデント」7件を含む運行トラブルが、15件発生しています。
これを受けて、九州運輸局は市電の保安監査を実施し、9月20日に、市交通局へ改善指示を出していました。
10月9日の検証委員会で市交通局は、今後、乗務員の指導教育や事故防止策などを専門に担う部署を新たに設置し、専任の安全統括責任者を中心にリスクマネジメントを徹底するなど、再発防止に向けた具体的な取り組みの方針を公表しました。
市交通局は、この内容を九州運輸局が指定した期限の10月21日までに、運輸局に報告する予定です。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。