芸術の秋を迎え、青森県内でもさまざまな催しが開かれます。日本舞踊の魅力を発信する全国キャラバンの公演が11月に県内で初めて開催されるのを前に、八戸市では踊り手たちが長唄の稽古に励んでいます。

八戸市の公民館では7日、日本舞踊協会青森県支部の踊り手6人が11月10日に八戸市で開催される日本舞踊の公演にむけて稽古に励んでいます。演目は「長唄 君が代 松竹梅」です。

踊り手 泉 彩菜さん
「松と竹と梅という3種類のお花が出てくるのですが、それぞれ気品が高いお花で、それでいて気高いところや、かわいらしいところなど見どころがたくさんありますので、それをわたしたちも踊り分けられるようにしたい」

キャラバンは、若い人たちに伝統芸能に気軽に触れてもらうことを目的に協会が2023年から始め、県内では2024年が初めての開催となります。

この日は、振付を担当した花柳寿美藏さんの指導のもと、踊り手たちが手ぶりや立ち位置などを確かめていました。

振付を担当 日本舞踏協会 花柳寿美藏さん
「きれいな衣装やかつらを着て、初めてみる方にも伝統芸能はいいなと思ってもらえるように、日本の文化を身近に感じてもらえれば」

青森公演は11月10日に八戸市で開かれます。

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