小林製薬の「紅麹」成分を含むサプリメントの健康被害問題で、大阪市の調査で健康被害を訴えた人の半数はもともと基礎疾患があったことがわかりました。

 小林製薬の「紅麹」サプリをめぐっては、4月25日までに、摂取した5人が死亡、262人が入院しています。大阪市が医療機関を受診した約300人を調査したところ、そのうち7割が女性で、半数の人に高血圧症などの基礎疾患があり、摂取開始から発症までの期間は2か月未満が多かったということです。

 (大阪市 横山英幸市長)「健康被害の状況から少し特徴というか傾向を議論していまして、この辺もあわせて厚労省と共有した上で原因究明に向かう」

 また、回収命令が出ている3製品の約103万個のうち、25日時点で回収されたのは8%にあたる約8万6000個だということです。

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