兵庫県警の男性巡査部長(35)と女性巡査長(27)が勤務時間中にもかかわらず、交番で性行為に及び、不適切な交際をしていたとして、減給処分を受けました。

 兵庫県警によりますと、県内の阪神地域の警察署に所属する男性巡査部長と女性巡査長は去年8月、本来はパトカーで巡回しないといけない時間帯だったのにもかかわらず、立ち寄った交番の休憩室で性行為に及んでいたということです。

 2人が交番にいた時間帯に、パトカーの出動を必要とする事案はなかったということです。

 警察によりますと、警察署内で「距離が近い」と噂になり、上司が聞き取りをしたところ、2人は不倫関係を認め、自ら交番での行為を報告したということです。

 兵庫県警は2人を減給1か月の処分としました。

 聞き取りに対して、2人は「欲望から流れで行為に至った」などと話しているということです。

 兵庫県警は「警察官として許されない行為であり厳正に処分いたしました。県民の皆様には深くお詫び申し上げます。職務倫理教養や業務管理を徹底し、再発防止に努めて参ります」とコメントしています。

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