任期満了に伴う、新潟県の長岡市長選挙で、現職の磯田達伸さんが3選を果たし、「長岡の本当の力が発揮されていくまちにする」と決意を新たにしました。

当選から一夜明けた7日朝、職員に拍手で迎えられ登庁した磯田達伸さんは、長岡市役所で当選証書を受け取り、3期目の意気込みを語りました。

「厳しい環境だと思いますけど、こういう中でこそ長岡の本当の力がこれから発揮されていく、そういったまちにするべくいろいろな政策を前に進めていきたい」

6日に投開票が行われた長岡市長選で磯田さんは、新人で財務省の元官僚・高橋宏幸さんとの一騎打ちを、およそ1万7000票差で制しましたが、これまで磯田市政を支えてきた市議会最大会派から一部の市議が離脱し、高橋さんの支援に回る動きもありました。

【酒井正春 長岡市議(高橋氏を支援)】
「磯田市政が続くということであれば、きちんとしたチェック機関という形や機能を果たしていくのが我々議員としてのこれからの役割だろうと。市民のためになっているのか、長岡の発展ためになっているのかを見ながら応援していくという形」

磯田さんにとって今回は、最も次点との差が縮まって得票数を減らした選挙となりました。

【磯田達伸さん】
「結果的には批判票が出たということは重く受け止めています。これからの市政の中で、批判票というものをどういうふうに自分の市政運営に取り込むか、そこは大きな課題だと考えています」

磯田さんは3期目について、「長岡の拠点性を高め、選ばれるまちにしていきたい」としています。

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