衆院選　県内与野党は本格的な選挙モードに　新総理誕生からの超短期決戦へ　山梨

衆議院はあさって9日に解散し、今月27日に総選挙が行われる見通しです。
新総理誕生からの超短期決戦となる中、この週末、山梨県内の与野党は本格的な選挙モードに突入しました。

5日に森屋宏県連会長を本部長とする総合選対本部を立ち上げた自民党県連。

衆院山梨1区には中谷真一さん、山梨2区には堀内詔子さんの現職2人が立候補する予定です。

山梨1区 立候補予定 中谷真一衆議院議員(自民・現）：
「この選挙何としても勝ち抜かなければいけない。この選挙に勝ち抜かなければ県民の皆さんの思いを実現することができない」

山梨2区 立候補予定 堀内詔子衆議院議員(自民・現）：
「（石破内閣の）これからのかじ取りにぜひ期待をしていただきたい。その期待感をぜひ県民の皆様に伝えてまいりたい」

衆参合わせて山梨県内の議席を独占している自民党ですが、今回は派閥による裏金事件の影響でここ数年にない逆風を受けての選挙戦となりそうです。

自民党山梨県連 森屋宏会長：
「厳しい有権者の声があることは肌身で感じています」「（自民党という）組織の中で起きた問題でありますから、組織の一員としてそうしたものも背負って選挙戦を戦っていかなければならない」

山梨1区に立候補する立憲民主党の中島克仁さんも同じ日、甲府市内に選挙事務所を開設しました。

立憲民主党は前回候補者を立てた山梨2区で今回は擁立を見送り、不戦敗が決まっていますが、今月11日には野田佳彦代表が応援に訪れる予定で、前回選挙区で敗れた1区の議席奪還を目指しています。

山梨1区 立候補予定 中島克仁衆議院議員(立憲・現）：
「3年前のあの雪辱、皆様のご期待に応えられなかった思いを抱えた3年間、この思いを晴らす時がようやく来た」

次の衆院選、山梨県内の選挙区の立候補予定者です。

まず山梨1区には前回、選挙区を制した自民党の中谷真一さん、そして前回は比例での復活となった立憲民主党の中島克仁さん。
現職2人が今回もあいまみえることになります。

そこに前回、擁立を見送った共産党から早田記史さん、そして参政党から高田晃宏さんの新人2人も加わる見通しです。

一方、山梨2区は自民党の現職・堀内詔子さんと前回、前々回も立候補した共産党の新人・大久保令子さんが立候補を表明しています。

立憲民主党は候補者擁立を見送っています。

衆院選は10月15日に公示、27日に投票と開票が行われる見通しです。

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