運転手不足の解消や地域の交通手段拡充などを目指し、自動運転EVバスの実証実験が7日、豊見城市で始まりました。
自動運転EVバスの実証実験は豊見城市と第一交通産業など4社が実施するもので、7日は出発セレモニーが開かれました。
▽喜久本愛理リポーター
「自動運転バスに乗っていますが、走行は安定していて、安心して乗ることができます」
定員14人のバスにはセンサーが8台、カメラが16台、レーダーが6台搭載されていて、周囲の状況を確認し安全に運転ができるシステムなどが導入されています。
実験の走行ルートは豊見城市を1周する路線で、約12キロメートル、1日最大5便の運行を無料で予定しています。自動運転バスが地域の利用者が多い生活路線を運行するのは県内初だということです。
▽徳元次人 豊見城市長
「バスドライバーさんの不足とか、自動運転になる将来が近いということを実証実験を経て市民の皆さんに感じていただきたい」
自動運転EVバスの実証実験は11月1日まで実施されます。豊見城市では来年度にも特定の条件下で運転手が不要になる自動運転の「レベル4」を目指しているということです。
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