石破総理が自民党の「裏金問題」で処分を受けた議員の一部を衆院選で公認しない方針を示したことを受け、北海道５区から立候補予定の和田義明衆議院議員が公認を受けられなくても無所属で出馬する意向を示しました。

衆院選の小選挙区について、石破総理は自民党の「裏金問題」で、「選挙における非公認」より重い処分を受けた者、「非公認」より軽い処分が継続中で政治倫理審査会で説明していない者、「戒告」などの処分で地元の理解が進んでいないと判断される者は公認しない方針を明らかにしました。

　北海道５区から立候補予定の和田議員は、990万円の不記載が判明し、「戒告」の処分を受けています。

　自民党　和田義明 衆院議員
「石破総裁がそういう判断せざるをえなかった、苦渋の決断だったと思う。私は党の判断をいただく立場になるので、仮に（公認が）なかったら無所属で全力を尽くすしかない」

　石破総理は、処分を受けた議員について比例代表での重複立候補も認めない方針です。

　北海道５区では立憲民主党の元職、池田真紀氏も立候補を表明しています。

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