リニア中央新幹線のトンネル工事にともなう生態系への影響などを議論する静岡県の専門部会が4月12日に半年ぶりに開かれました。

リニア中央新幹線のトンネル工事にともなう南アルプスの生物や植物などへの影響を議論する静岡県の専門部会は、去年10月以来半年ぶりの開催となりました。

会議では、沢の上流部の流量が減ることによる水生生物への影響などが議論されました。委員からは、国の有識者会議が示した環境への影響が確認された場合に適宜対策を講じる「順応的管理」を効果的に実施するよう、求める声などがあがりました。

<静岡県 森貴志副知事>
「まだまだ議論がありますけれども、こちらの求めるものを正確にして、テーマを絞って進めていったことで効果があったんじゃないかと思います」

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