静岡市葵区のショートステイ・デイサービスなどの施設で提供された食事を食べた18人が、下痢の症状を訴え、静岡市保健所は、食中毒と断定しました。

静岡市保健所の発表によりますと、静岡市葵区にあるショートステイ・デイサービスなどの施設が4月4日に提供した食事を食べた96人のうち、18人が当日から、下痢の症状を訴えたということです。18人全員、快方に向かっています。

患者の便から、ウエルシュ菌が検出されたため、静岡市保健所は、ショートステイ・デイサービスなどの施設の食事が原因の食中毒と断定し、食事の調理を担当していた会社を12日から当分の間、営業禁止としました。

食事のメニューは、ご飯、ピーマン肉詰フライ、南瓜のそぼろ煮、マカロニサラダ、みそ汁でした。

市の保健所の担当者は、ウエルシュ菌は、元々食材に付いてしまっている場合もあり、加熱をしても生き残ってしまうことから、「前日の調理や作り置きを避け、すぐに食べる。大量調理の際は、菌の発育温度帯(10~60℃)の時間を極力短くして、小分けにしてすぐに冷やすようにして欲しい」と呼びかけています。

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